中学3年生、男子。

腰部ヘルニア治療のために来院。

 

疼痛性跛行も顕著で、高齢者か足が不自由な方にしか見えない状態。

学校でも座っている事が困難なため集中出来ず、まともに授業を受ける事ができない日が続いているそうだ。

 

すでに整形外科、ペインクリニックを経ており、ブロック注射を4回行うも経過が良くないため手術をすることに。

今は最終検査をしているとのことだった。

 

両親としては彼がまだ中学生でもあるし、身体に傷を作らずに何とかならないものかと悩んでいたところ人伝に聴いて当院を受診することになった。

 

剣道部ということもあってか、頚椎の歪みがあり、体のバランスを崩して腰から下の負担が大きくなっていると判断。

頚椎の矯正と腰部への鍼灸療法、のちに骨盤の矯正を行った。

 

数回の治療は要したものの、結局手術を受ける事なく日常生活を送る事ができるようになった。

 

いまは、時折メンテナンス的に来院しているものの症状は安定しており、十分に高校生の夏を楽しんでいるようだ。

 

中学時代をヘルニアで苦しんだ分、これからの青春を謳歌してほしいものだ。

 

 

(写真は治療終了後)