【頚椎症で手がしびれる】

 

めまい、頭痛、吐き気の症状を呈する頚椎症。

 

中等度を超えると手がしびれてしまいます。

 

そのため「夜も眠れない」「仕事にも支障が出る」と訴える患者さんも多いです。

 

今回来院された患者さんは、他県から新幹線を利用して福岡まで来られました。

 

過去にも「頚椎症」と診断されたことがあったようですが、「手のしびれ」が取れず、どこで治せばいいか迷っていたところ、ご縁あって当研究室に。

 

 

診察中も首から手のしびれがかなり強いようで、顔をしかめることもしばしば。

 

問診、視診後にベッドに寝ていただきましたが、首の痛みとしびれの為、仰向けが出来ず、なんとか横向きになれるとのこと。

 

 

理学所見で「頚神経の高位に問題あり」と判断したので、軽い鍼と重度用の牽引を用いた頚椎矯正で施術を行いました。

 

 

1週間後、2回目の来院時には、仰向けになれる状態まで改善していました。

 

患者さん本人からも「元気に回復できそう」と前回のしかめ面から一転して、笑顔で感想を頂いた。

 

また、頚椎矯正の影響で、骨盤の左右差がなくなりバランス良く整っていること、O脚が軽快していること、顔のむくみが改善されていることをご報告いただきました。。

 

 

自分の辛い症状を治すには「何処に行けばいいのか?」という患者さんは、驚くほど多いです。

 

何らかの手助けになることができれば、治療家として幸いです。